「可愛いはずの我が子に、イライラしかしない…」って思った日
「この子が可愛くて仕方ない」
――そんなふうに言ってた自分は、どこにいったのか。
最近の私は、
ごはんを投げられただけでカッとなる。
「ママきらい!」と言われると、心の中で「こっちだって!!」と叫ぶ。
そして、そんな自分をあとで責める。
「……なんで可愛いと思えなくなっちゃったんだろう。」
でもね、もしあなたもそんなふうに思ってるなら、
大丈夫。それ、母としての“失格”じゃない。人間として当然の感情です。
「可愛い」と思える余裕なんて、残ってなかった
2歳児の育児って、理不尽の連続。
- 着替えイヤ
- ごはんイヤ
- お風呂イヤ
- 抱っこもイヤ(でも離れると泣く)
“謎のダメ出し”をされ続けて、
24時間“正解がないクイズ”を出され続けて、
どんなにがんばっても「ありがとう」はゼロ。
そりゃ、心が疲れて当然です。
「可愛いって思えないのは、可愛くなくなったからじゃない。
自分に余裕がなくなっただけ。」
“好きじゃない瞬間がある”=ダメ親じゃない

私たちは母である前にひとりの人間です。
いくら我が子でも、
- イラッとする瞬間もあるし
- 顔も見たくない日だってある
- 「この子いなかったら…」と思っちゃうことだって、ある
だけどそれは、愛情がなくなったわけじゃない。
“母親モード”が疲れきって、スイッチ切れてるだけ。
実際の私は…
- 娘に「ぎゃー!!」と叫ばれて
- テーブル叩いて怒鳴って
- そのあと洗面所でこっそり泣いた夜が何度もあります
「愛情=常に優しくいられる」じゃない
子どもにやさしくできる日もあれば、
もう何も出せない日もある。
「この子のこと、本当に愛してるのかな…」
そんな不安に押しつぶされそうになったとき、保健師さんに言われた一言が忘れられません。
「“イライラしてしまう”のも、“怒ってしまって後悔する”のも、それは“関係を大事にしたい証拠”ですよ」
泣きました。ガチで。
解決じゃなくて、まず“休憩”しませんか
今すぐやってほしいのは、「愛情を取り戻す努力」じゃなくて、あなた自身の回復です。
- 1人でコンビニ行く
- 好きな飲み物飲む
- 子どもをパートナーに預けて別部屋で泣く
- 推しを見てニヤつく
- SNSで同じ気持ちの人を見つける
なんでもいい。
“母親”じゃない時間を、1ミリでも取り戻してほしい。
「余裕ゼロ」で愛情を語るのは無理ゲーです。
今、「もう無理…」と思ってるあなたへ

- 可愛いと思えない
- 怒ってばかり
- 子どもに申し訳ない気持ちでいっぱい
そうやって、自分を責めてる時点で、あなたはもう十分すぎるほど愛してます。
子どもを“可愛いと思えない日”があってもいい。
また明日、笑えるかもしれないし、1週間後かもしれない。
それでも、あなたはちゃんと“母親”やってる。
まとめ
- 子どもを可愛いと思えないのは“限界サイン”
- それは母親失格じゃなく、“人間として当たり前”
- まずは自分の心を満たすことが、回復の一歩
- 自分を責めずに、「私、よくやってる」と声をかけてあげて
今日、怒っちゃったあなたへ。
今日、冷たくしてしまったあなたへ。
今日も生きてて、育児してて、本当にえらい。
またちょっと笑える日が来るまで、ここで一緒に呼吸していきましょう。