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毎日片づけても…秒で元通り。2歳児育児と“片づかない家”の戦い
朝、せっかく片づけたのに
10分後には床がブロックとぬいぐるみで埋まってる。
タオルをなぜか部屋中に運搬して、
気づけば「部屋が原始時代」みたいな状態に。
私は毎日、「片づけるために起きて、片づけて寝る」生活。
でもふと気づいたんです。
「全部をきれいに保つなんて、無理ゲーだったんだ」って笑
【2歳児 片付けできない】家が散らかるのは“発達の証”
・そもそも「片づける」なんて概念はまだない
- 2歳児にとっては、「出す=遊び」「散らかす=学び」
→ きれいにする意味が理解できていないのが普通。
・遊びの延長で“破壊”が起きているだけ
- タオルはかぶるもの
- おもちゃは投げて音を楽しむもの
- ソファはジャンプ台
👉 子どもにとっては“整頓”より“体験”が大事な時期。
・「片づけてよ!」が親のストレスと子の不満を増やす
- 何度言っても聞かない→イライラ
- 子どもは怒られて涙目→自己嫌悪
👉 「片づいた状態を保つ」より、「片づけをあきらめる場所」を決める方がラク。
【視点の転換】“全部は無理”と割り切ると、気持ちがめっちゃラクになる

「きれいにしたい」
「ちゃんと整ってないと落ち着かない」
わかります。私もそうでした。
でも、毎日片づけに追われて終わる育児って、
ちょっともったいないかもしれません。
◎ 家が片づかないのは「育児中の勲章」
- 片づけより、今しかない“ぐちゃぐちゃ期”を一緒に過ごす方が大事。
◎ 「片づけないとイライラする」なら“場所を絞る”のが正解
- 全部無理なら、あきらめポイントを明確に。
→ 心の負担がめちゃくちゃ軽くなります。
◎ 子どもが成長すれば、片づけは“自然に”始まる
- 今できなくてもいい。あとでちゃんとできるようになる。
【2歳児がいても気にしない!】育児中はあきらめていい5つの場所
① リビングの床
- おもちゃ、服、なぞの紙切れ→基本“床展示”になる。
- 無理に拾わず、「今日はこういうインテリア」だと思いこむ。
② ダイニングテーブルの上
- ティッシュ、ぬいぐるみ、お菓子カスが常に鎮座。
- 食事前だけリセットすれば、日中は“混沌ゾーン”でOK。
③ ソファの上
- ソファじゃなくて、基地・ベッド・トランポリン。
- 元通りを目指すとストレス大。“遊具としての運用”に切り替える。
④ キッチンの足元
- 調理中のパズル、ままごと、積み木地雷ゾーン。
- 危なくない範囲で放置。“共存”に切り替えて正気を保つ。
⑤ 洗面所・脱衣所
- タオル抜き出し/石鹸の海/洗濯物逆流
→ ドアを閉めて“なかったこと”にしてOK。
【Q&A】片づけられない自分にモヤモヤしたときは?
Q. 「片づけないのはだらしない親」と思われない?
A. そもそも、誰も見に来てません。
本当に育児中の家は、多少散らかっていて当然です。
Q. 片づけてるのにすぐ散らかるのがつらい…
A. それはあなたが“がんばってる証拠”です。
同じ場所を毎日片づける行為そのものが、すでに尊い。
Q. 子どもに片づけを教えるのはいつから?
A. 2歳ではまだ“片づけ=罰”と感じることが多いです。
3〜4歳くらいから、遊びとして少しずつ教えるのがおすすめ。
まとめ|今は「散らかってるのが普通」。むしろ愛しい景色かも
2歳児と暮らす家は、どうやっても散らかる。
それが「当たり前」です。
- 全部きれいにしようとしなくていい
- あきらめることで、心に余白が生まれる
- 散らかった景色は、今だけの育児風景
今日も片づけができなかったあなたへ。
大丈夫、それで正解です。
そしてなにより──
ここまで読んだあなたは、ちゃんと育児してます。だから100点。