ぜんぜん聞いてない?いや、聞こえてる?結局どっちなん…
「片付けてって言ったよね?」
「ダメって言ったの聞こえてたでしょ?」
「…なんで無視するの?」
2歳児と暮らしてると、言葉が届いてるのか届いてないのか、本気でわからなくなる。
しかも、こっちがイライラしてるときに限って完全スルー。
でも逆に、
- 「じゃあ公園行く?」には反応バッチリ
- お菓子の袋のカサッ音には秒速で振り返る
え?もしかして、都合よく聞こえてるだけ…?
そんな疑問を持つあなたへ。今回は
「2歳児はどこまで親の言葉を理解しているのか?」をテーマに、
気持ちがちょっとラクになる考え方をご紹介します。
【2歳児 言葉が通じない】本当に“理解してない”だけ?

・言葉の意味=100%わかってるわけじゃない
2歳児の語彙力や理解力はまだまだ発展途上。
「おもちゃを片付けて」「手を洗ってからごはんね」みたいな複数の要素が含まれる言葉は、処理しきれないことも多い。
・でも“空気”や“雰囲気”はめちゃくちゃ感じ取ってる
- 怒ってるとわかると顔をそらす
- 機嫌がいいとニコニコで寄ってくる
- 自分の名前と「お菓子」は聞き逃さない
👉 言葉はまだでも、感情はビンビンに伝わっている。
・つまり「理解してるのに、わざとやってる」が本音じゃない
それ、“わざと”じゃなくて、“脳の処理がおいついてないだけ”かも。
【気持ちがラクになる視点】2歳児は“言葉の翻訳アプリ”を発展途中で使ってると思えばOK
スマホで翻訳アプリ立ち上げたと思ってください。
こちらが話した言葉を、2歳児の脳内で変換中なんです。
◎ 変換スピードが遅い=「聞いてない」ように見えるだけ
- 一拍おいて「え?なに?」って顔するのは、翻訳中の証拠。
- 反応がなかったら、ちょっと時間をおいてからもう一度言ってみると◎
◎ 難しい指示は1つずつ&シンプルに
- ❌「おもちゃ片付けてからお風呂行こうね」
- ⭕「おもちゃ、片付けよう」→終わってから「お風呂いくよー」
👉 脳のバッファ容量は超少なめ。1つずつ渡してあげましょう。
◎ 「通じる日もあれば、通じない日もある」でOK
- 昨日できたのに今日は無理?あるある。
- 機嫌、眠気、気温…2歳児のOSはめちゃくちゃ気まぐれ。
【すぐ試せる!】言葉の通じやすさをUPさせる3つのコツ

① ジェスチャー+実物で伝える
- 「靴はいて」→靴を持ってきて、履く動作を見せる
→ 言葉+動きで伝わりやすさ倍増。
② キーワードだけを強調する
- 「おもちゃ・かたづけ」みたいに、単語をハッキリ言うだけで理解しやすくなる。
- 語尾が長いと2歳児の脳は混乱しがち。
③ うまく伝わったときに“超大げさに喜ぶ”
- 通じたときに拍手・ハイタッチ・褒めシャワー
→ 「言葉を理解する=楽しい」と記憶されやすくなる!
【Q&A】2歳児の“言葉の理解”に関するモヤモヤ解消コーナー
Q. 他の子よりも理解が遅い気がするのですが…
A. 発達には個人差ありまくりです!
特に言葉の理解や表現は「爆発期」が来る子と来ない子がいます。心配なときは記録をつけて、小児科などで相談を。
Q. 何度言っても聞いてないように見えるとき、どうしたら?
A. 「伝わってないだけ」と割り切って、言い方やタイミングを変えるのも手。
怒る前に“翻訳アプリ再起動”してみましょう。
Q. 本当にわかってるのか不安です…
A. 親が思う以上に、子どもは空気を察してます。
言葉の理解は遅くても、あなたの声や表情から愛情は伝わっています。それで十分。
まとめ|2歳児は“半分くらい通じてる”と思えば、それでOK!
「通じてない!」と思うと、イライラが倍増。
でも実際は、
- 単語は少しずつ蓄積されている
- 気持ちはしっかり届いている
- 言葉が出てくるのは“タイミング次第”
今日通じなくても、明日は通じるかもしれない。
そう思えるだけで、ちょっと気がラクになります。
そして、毎日わかってくれない相手にめげずに話しかけてるあなた、
それだけで本当にすごい。100点満点の育児です◎