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作っても食べない。出しても遊ぶ。もうごはんが地獄です。
朝ごはん、ひとくちで終了。
昼ごはん、口に入れて「ぺっ」。
夜ごはん、白米だけ。いや、白米も拒否。
せっかく作ったのに、ぜんぶ残されて、
「なんで食べないの?」「栄養は?成長は?」と心配とイライラがぐるぐる。
──でも最近、ふと気づいたんです。
「3食しっかり」は、もしかして親の呪いだったかもしれない。
【2歳児 ごはん 食べない】“食べてくれない不安”がストレスに変わる理由

・「ちゃんと3食」が前提になりすぎている
- 育児本にも保育士さんにも言われる「栄養バランス」
→ 頭ではわかる。でも現実はアンパンマンポテトしか食べてない。
・食べないと“自分がダメな親”に感じる
- 「料理の工夫が足りないのかな」
- 「ちゃんと食卓で向き合えてないのかも」
→ 自分責めスパイラル。
・他の子と比べて焦る
- SNSには「もりもり食べてます♡」の投稿
→ 「うちだけおかしいのかな…」と孤独になる。
【気持ちがラクになる考え方】「食べてくれたらラッキー」くらいでちょうどいい
一回、肩の力を抜いてこう考えてみてください👇
◎ 人間の体は“数日単位”で栄養バランスを取っている
- 今日の夕食がポテトだけでも、明日バナナと牛乳で回収できる。
- 食べない日があっても、成長はちゃんと進んでる。
◎ 「食べない=悪」ではなく、「今は食べない日」
- お腹すいてない
- 気分じゃない
- 食感が気に入らない
👉 大人だって「なんか今日はごはんいらない」あるよね?
◎ 食べてくれないことに怒らなくなったら、雰囲気が変わる
- ごはんの時間=拷問タイムじゃなくなる
- 子どももリラックスして、逆に食べてくれることも増える
【2歳児の“ごはんイヤ期”に効く】ゆるっと手放す3つの方法
① 食事は“成功しなくていい実験”と捉える
- 「今日は〇〇出してみたけど、ダメだったか〜」くらいのノリでOK
- 大人の実験心で「食べたら奇跡、食べなくてもデータ」
② 1日1食「好きなもので栄養をとる」に切り替える
- バナナ、チーズ、納豆、味噌汁……
→ “これだけは食べる”を押さえておけば安心感アップ。
③ 完食より“座ってくれただけで偉い”に価値を置く
- 食べないのに椅子に座ってただけで拍手喝采
→ ごはんタイム=安心な空間と覚えてもらうことが大事
【Q&A】2歳児の「食べない」ことに関するよくある不安

Q. このまま食べないと発達に悪影響じゃないですか?
A. 栄養は1週間単位で取れていればOKです。
極端な偏食や体重減少がなければ、ほとんどは“時期的なもの”。
Q. 無理やりでも食べさせるべき?
A. 無理やりは逆効果になりがちです。
→「ごはん=イヤな時間」と記憶されると、食への興味そのものが減ります。
Q. 他の子が食べてるのを見ると焦ります…
A. わかります。でもその子も“ごはん拒否期”を通ってきてるはず。
「比べない」と思っても難しいけど、「その子の“今”と、うちの“今”は違う」だけ。
まとめ|“食べない2歳児”に疲れたら、「まあ、今日も元気ならOK」でいい
- 食べなかった
- 残された
- ポテチだけで終わった
それでも、元気なら、それがその子の“必要量”だったのかもしれません。
「ちゃんと3食」は目安であって義務じゃない。
もっと気楽に、「今日もなんか食べてたら合格」くらいでいきましょう。
ごはんの時間にイライラしないあなたが増えたら、それだけで子どもも安心するから。
そして今日も頑張ったあなたへ。
冷めたごはんでも、食べられたらそれだけで100点です。